不動産投資に引き寄せられるサラリーマンオーナーたち。何がそんなに魅力なのか!?

「アパート経営」「マンション経営」という言葉を、あなたもどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。近年、30代、40代の会社員や公務員を中心に、「不動産投資」を始められる方が増えています。1戸(室)からできるマンション経営や1棟所有するアパート経営は、その手軽さとリスクの低さが大きな魅力。最近では若い女性にも人気の「不動産投資」とその仕組みについて紹介いたします。

第4章 インフレ対策に

マンションはインフレに強い「現物資産」

長期で資産運用を考える上で、気になるのがインフレです。インフレになると、モノの価値が上がり、現金・預金の貨幣価値が目減りしてしまいます。しかし、不動産のような現物資産は、インフレになっても物価指数に伴い家賃も上昇するので、時代に見合った収入が見込めるのです。

インフレのもたらす影響/インフレ率3%の想定

例えば…
会社員Aさんは、1,000万円の現金を持っています。
会社員Bさんは、1,000万円の不動産を所有しています。

年3%のインフレ率が10年間続いた場合、現物資産を所有するBさんの不動産価値は、約1,350万円(1.35倍)の資産価値となります。(当然モノ(物価)の価値も1.35倍になります)。Aさんの現金は、当たり前のようですが、1,000万円のままです。
しかし、物の実質的な価値という側面から考えると10年後には、約3割近く目減りしているという捉え方ができるのです。
そのような考えに基づくと、物価の上昇を上回る価値上昇率が見込める商品として不動産の運用というのは魅力的であり、不動産経営が推奨される理由の一つなのです。

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