不動産投資
用語辞典200
ごく普通の会社員が行う資産運用としてポピュラーになりつつある不動産投資。しかし、数百、数千、数億単位のお金を取り扱うため、多くのルールが存在し、契約内容や手続き段階において様々な専門用語に触れることがある。知れば知るほど、不動産に興味が湧き、理解できるほどに将来の夢が膨らむ。
そんな不動産に関わる専門用語を200項目にまとめた「不動産投資辞典200」。
【ま行】
- マーケットレポート
- 対象不動産の競合市場の分析並びに適正賃料に関して、専門家が作成した調査レポートのこと。
- メンテナンス費用
- 建物を維持するために必要な管理費用のことで、清掃、保守・点検、修繕、更新、改修などが含まれる。
- モーゲージ
- 住宅など不動産を担保とする貸付債権に有価証券性を付与したもの。
例えば、住宅ローンが返済不可能となった場合、金融機関等が抵当権(抵当権価格はその資産評価額の80%と定められている)の設定されたその住宅を取得し、ローン債権債務を相殺する。 - モーゲージ・バック・セキュリティーズ
- 一般に住宅ローンなどの不動産担保融資の債権を裏付け(担保)として発行される証券のこと。
運用(投資)面において、高い流動性や高い信用力、高い利回りなどが魅力となっている。 - 持分
- 宅地建物の購入希望者が、売買契約の交渉の順位確保および購入意思の表示のために、売主または売主を代理または媒介している宅建業者 に交付するお金(手付金)のこと。
申し込み証拠金は契約した場合には売買代金に充当されるが、契約に至らなかった場合には通常は返還される。 - 申込証拠金
- 共有関係における共有者が直接・間接に財産関係に関与している場合、その各人が有する割合的権利または地位をいう。
【や行】
- 家賃保証
- 管理会社における一括借り上げシステム(サブリース)のことで、入居者の有無に関わらず管理会社は、オーナーへ一定額の家賃を保証しなければならない。
- 遺言信託
- 信託銀行が遺言書の作成・保管から、遺言の相談・執行までの相続に関する総合的な管理を行なう業務のこと。
- 融資限度額
- 借入れの際の契約上の設定上限金額のこと。
各金融機関により上限は異なるが、収入面や融資対象物件などから判断し決定する。 - 有担保型フリーローン
- 使用目的が限定されないフリーローン(セカンドハウスやマイホーム、教育、自動車、耐久消費財など暮らしのさまざまな資金に対しての融資)で、不動産を担保に必要とするローンのこと。
- 容積率
- 敷地面積に対する建築延べ面積(延べ床)の割合のこと(容積率=延床面積/敷地面積×100)。
指定容積率と基準容積率があり、道路等の公共施設の能力に対応した機能の維持と増進を図る狙いがある。
建築できる建物の大きさは建蔽率と容積率により規定される。 - SPC法
- 特定目的会社または特定目的信託を用いて資産を流動化するための仕組みを定めた法律。
特定目的会社(SPC)や特定目的信託が、不動産などの資産を保有・運用し、その収益を裏付けとして証券や信託受益権を発行する場合の手続きやルールを決めている。
【ら行】
- リース
- 特定の物件を使用する権利を借主に与え、借主はその使用料(リース料)を貸主に支払う契約のこと。
- REIT
- 不動産投資信託のこと。
多くの投資家から集めた資金でオフィスビル、住宅、商業施設、物流施設、ホテル、シニア住宅、インフラ施設等の不動産を購入し、賃貸収益や売却益などを投資家に分配する投資商品のこと。
メリットとして、「高い分配金利回り」「不動産投資を少額からできる」「インフレに強い」ことなどが挙げられる。 - 利子税
- 付帯税の一種で、延納または納税申告書の提出期限の延期が認められる場合に課される税金のことで、支払いが遅れるほど増加する。
- リノベーション
- リフォームよりも大規模な改修工事のこと。
既存の骨格(構造)だけを残し、用途や機能を変更して性能を向上させたり資産価値を高めたりする。
具体的には、耐震性や防火安全性確保、耐久性の向上、冷暖房費などの節約、IT化など変化する建築機能の対応・向上のために行われる。 - リバースモーゲージ
- 自宅を担保にした年金制度の一種。
自宅を所有しているが現金収入が少ないという高齢者世帯が、住居を手放すことなく収入を確保するための手段として用いられる。
自宅を担保にして銀行などの金融機関から借金をし、その借金を年金という形で受け取ること。
受け取る金額は、契約者の死亡時に自宅の評価額と同じになるように調整され、死亡時に金融機関が契約者の自宅を引き取る。 - リモデリング
- 建物を増改築こと。
壁紙を替える程度のものから間取りを変更するような大規模なものまである。
リフォームと同様の意味。 - 流通相場
- 一般的に出回って実際に取り引きが行われている価格のこと。
土地など不動産の地価には、公示価格、標準地価、路線価などあるが、実際に取り引きされた実勢価格の価格帯を示すもの。
レバレッジ テコの原理のこと。
不動産投資において、レバレッジを使うことによって小額の資金を運用できることが特徴のひとつ。自己資金に加えて借入金で不動産投資する場合、借入金の金利が安く、投資の利回りが高ければ、少ない自己資金に対し、より高い利回りが期待できる。
このように自己資金以上の効果を引き出すことをレバレッジ効果という。 - ローン印紙税
- 印紙税法という法律に定められた課税文書を作成する際に、1通ごとに必要となる国税のこと。
契約書に必要な金額の収入印紙を貼って割印することにより納税する。
税額は、契約の種類と契約書に記載された金額によって異なる。
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