AI(Artificial Intelligence) concept. Image recognition.

不動産業の未来 〜長嶋 修(不動産コンサルタント)オフィシャルブログ

ニッポンの不動産業。

仲介料1か月分を報酬とする賃貸営業はモデルとして終わっており、だから消臭剤とか巻くしかないわけ。賃貸管理会社は「資産管理会社」に変わり、大家の資産再有効活用の提案、入居者募集も手続きもそこでやればよし。ブロックチェーンやIT化進展で一番大きく変わるのはこのあたりですね不動産業界で。

「賃貸営業」がなくなり「賃貸管理会社は今のままではいられない」とかいうと、業界人ぽいアカウントからものすごい反論来るんだけど、前者はかつての電話交換手や駅の切符切りと同じ運命をたどるし、後者はかなり進化しないといる意味がない。

売買仲介はなくならない。むろんAIや仕組みにとってかわられる部分はかなりあり、物件情報囲い込んで成績上げてるようなのは消え。とはいえ個人が決断するにはハードル高く、仲介抜きの売買は限定的。売買仲介に求められるのは端的にいえば「コンサル力」で、プロとしてどれだけアドバイスできるか。

AIは、事前に入力された情報を加工し回答するのが得意。定型的なおすすめとかもできるでしょう。そのうえで「人間にしかできない領域」は何かということ。

売買仲介はなくならないとは言ったけど、AI化・IT化が進展した後に残れるプレイヤーはそんなにいないと思いますよ。むしろ他業界から来た人材に駆逐される向きが多いでしょうね。

編集部より:この記事は  長嶋 修(不動産コンサルタント)オフィシャルブログ    様の2019/02/23の投稿を転載させていただきました。

 

長嶋 修

Posted by 長嶋 修

1967年(昭和42年)東京都墨田区生まれ。 広告代理店を経て、1994年(平成6年)ポラスグループ(中央住宅)入社。営業、企画、開発を経験後、1997年から営業支店長として幅広い不動産売買業務全般に携わる。 日々の不動産取引現場において『生活者にとって本当に安心できる不動産取引』『業界人が誇りをもてる仕事』『日本の不動産市場のあるべき姿』を模索するうちに、『第三者性を堅持した不動産のプロフェッショナル』が取引現場に必要であることを確信。 1999年、『人と不動産のより幸せな関係』を追求するために、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社『不動産調査 さくら事務所(現 株式会社さくら事務所)』を設立する。 以降、様々な活動を通じて『“第三者性を堅持した不動産コンサルタント』第一人者としての地位を築く。 2005年12月、『人と不動産のより幸せな関係』を広めるため、同社代表を退き会長就任。マイホーム購入・不動産投資など、不動産購入ノウハウにとどまらず、業界・政策提言や社会問題全般にも言及するなど、精力的に活動している。 著書やマスコミ掲載やテレビ出演、セミナー・講演等実績多数。 著書は、「住宅購入学入門 - いま、何を買わないか(講談社+α新書)「なぜ『耐震偽装問題』は起きるのか」(講談社+α新書)「住宅選びこれだけ心得帖」(日本経済出版社)など多数。 【講演実績一例】 朝日資産継承セミナー、住生活研究セミナー、仲介業者社内研修、デベロッパー社内研修、FP協会継続研修、中高層住宅委員会講演会、一木会講演会、日本マンション学会シンポジウム、経済産業省シンポジウム、かぎんセミナー、すまいアップセミナー、電力会社マイホームセミナー、アパートメーカー不動産投資セミナーほか多数。